
- 皮膚にしこりができた場合はその原因として大きく分けて2種類考えられます。ひとつは炎症性(化膿して腫れたりしてる場合)、もうひとつは腫瘍性です。腫瘍性のものは良性(イボや脂肪など)と悪性(癌など)に分けられます。炎症性の場合は基本的に炎症を抑えることによってしこりが消失することが期待できるので、治療としては抗炎症剤や抗生物質を使用します。また腫瘍性の場合は、基本的に自己の細胞が異常に増殖してできたものがしこりとなるので、薬で完全に消失するのは困難であり、しこりを外科的に切除することによって治療します。ただその腫瘍の種類や悪性度によって手術が適応されない場合もあるので、一概に手術のみを勧めるものではありません。
これらの炎症性と腫瘍性の判別の方法で一番簡単な手技は針生検といって、しこりに細い針を刺し、その中の細胞が炎症細胞か、腫瘍細胞かを判別する検査です。また腫瘍性ならばその腫瘍が悪性なのか、良性なのかはしこり自体を切除した後検査センターに送って、専門医に診断してもらいます。
ですから皮膚にしこりができたときは、すぐに動物病院で診察を受け、獣医に相談するとよいでしょう。そのうえで必要な検査や治療をすることが望まれます。

