
- また子供が欲しいとい睾丸が5ヶ月の時点で降りてないということですが、 “潜在性睾丸”という病気の可能性があります。子犬の成長途中で睾丸は腹腔内から陰嚢に移動してくるのですが、腹腔内あるいはソケイ部(股の付け根)の皮下で睾丸が止まってしまうことによって起こります。犬の場合、生後2.3ヶ月までに(遅くても10ヶ月までに)睾丸が陰嚢内に移動してきて、触ってわかるようになります。潜在性睾丸は、睾丸が定位置にないばかりでなく、睾丸自体がしっかりしっかり成長していない為、その大きさや精子の産生機能に異常をきたしていることがほとんどです。また将来的に睾丸の腫瘍を発症する確率が極端に高い(10〜20倍)ことがわかっています。そのため潜在性睾丸の一番の治療法は睾丸摘出術(去勢手術)が推奨されています。睾丸を定位置(陰嚢内)におろすというのは一般的ではありません。うことですが、この病気は遺伝性疾患の可能性があるということ、また精子の産生障害がある可能性も高いことからお勧めできません。もちろん子供を作る能力が残っている場合もありますので、もし交尾をしたら子供が出来るかもしれませんがその可能性は極端に低く、遺伝的に異常な子供ができることも考えられます。

